「国際バカロレア(IB)とは?」について当ブログでも過去に詳しい解説記事をアップしましたが、今回は【完全初心者向け】に、視覚的にパッと見て理解できる「図解」を中心に解説していきます!
国際バカロレアについてのより詳しい記事は
はじめに:国際バカロレア(IB)をひと言でいうと?
国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)は、スイスのジュネーブに本部を置く国際バカロレア機構(IBO)が提供する「世界共通の教育プログラム」です。
一言で言えば、「多様な文化を理解し、平和でより良い世界を築くために貢献できる、探究心と知識に富んだ若者を育成する」ための仕組みです。
暗記重視ではなく、「自ら考え、行動する力」を育てる点に大きな特徴があります。
【図解】年齢別の4つのIBプログラム
IBには、年齢に合わせて4つのプログラムが用意されています。まずは全体像を図解で把握しましょう。
| 対象年齢 | 略称 | 正式名称 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| 3〜12歳 | PYP | 初等教育プログラム (Primary Years Programme) |
探究心を育む・学習の基礎作り |
| 11〜16歳 | MYP | 中等教育プログラム (Middle Years Programme) |
教科間のつながりと現実社会への応用 |
| 16〜19歳 | DP | ディプロマ・プログラム (Diploma Programme) |
大学進学ルート・高度な学問と論文 |
| 16〜19歳 | CP | キャリア関連プログラム (Career-related Programme) |
キャリア教育と学問の融合 |
※日本の高校生が主に取得を目指すのは「DP(ディプロマ)」です。
このように、幼稚園・小学生の時期から高校生まで、一貫した教育理念のもとでステップアップしていく構造になっています。

【図解】IBが目指す「10の学習者像(Learner Profile)」
IBが普通の教育と違うのは、テストの点数だけでなく「どんな人間になるか」という人物像を明確に定義している点です。これを「IBの学習者像(Learner Profile)」と呼びます。
以下の図のように、10個の性質をバランスよく身につけることを目指します。
(Inquirers)
(Knowledgeable)
(Thinkers)
できる人
(Communicators)
(Principled)
(Open-minded)
(Caring)
(Risk-takers)
(Balanced)
(Reflective)
知識を詰め込むだけでなく、「他者を思いやる心(Caring)」や「恐れずに挑戦する力(Risk-takers)」が評価されるのがIBの素晴らしいところです。
【図解】一番有名!「DP(ディプロマ)」のカリキュラム構造
日本で「IB」というと、多くの場合高校生対象のDP(ディプロマ・プログラム)を指します。DPで一定の成績を収めると、世界中の大学への入学資格(国際バカロレア資格)を得ることができます。
DPのカリキュラムは、「3つのコア(中心科目)」と「6つの教科グループ」で構成されています。
- ★ EE(課題論文):
自らテーマを決め、4000語の研究論文を執筆 - ★ TOK(知の理論):
「知る」とはどういうことか、知識の本質を考える - ★ CAS(創造性・活動・奉仕):
芸術活動、スポーツ、ボランティアなどの課外活動
6つの教科を幅広く学びながら、中心にある「3つのコア」を通じて、論理的思考力や論文執筆能力、そして社会貢献の精神を徹底的に鍛え上げます。

まとめ:図解でわかるIBの魅力
いかがでしたでしょうか?文字だけで読むと難しく感じる国際バカロレア(IB)も、図解にするとその体系的な美しさと、理にかなった教育システムが見えてきますよね。
- 年齢に応じた4つのステップアップ(PYP / MYP / DP / CP)
- 人間性を育む10の学習者像
- 世界基準の思考力を鍛えるDPの構造(3つのコア+6教科)
これらを押さえておけば、IBの全体像はバッチリです!
さらに詳しく知りたい方は、当ブログの他の記事もぜひ参考にしてみてくださいね。


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